その間日本の株価はアベノミクス効果とやらでドンドン上がって来ています。週刊誌にも株の記事が出てない週は無い程です。
どの週刊誌の記事を見ても2013年、今年一杯はまだ上がり続けるが、その後は暴落を警戒した方が良いだろう。などという論説が多いかと感じます。
果たして本当にそうなのでしょうか?そんな事が言える根拠はどこにあるのでしょうか?
株や経済評論家の意見など全くあてになるものではありません。今年一杯の高値の目処は日経平均で¥18,000、安値は¥12,000などという予想なんて誰にでもできますよね。なんせ今現在の日経平均株価が¥14,500くらいで上げ基調でここまできているのですから。はっきり言ってその根拠を説明できなくて良いのであれば、私にでも予想株価はできます。なのでそんな記事を見て「私も株を買ってみよう」なんてのは危険です。そりゃあ2〜3ヶ月は上げ続けて多少は儲かるかもしれません。でも上がったものはいつか必ず下がります。下がりますというよりは暴落する可能性の方が高いでしょう。その時に利益を確保したまま止めれるかどうかにかかっています。おそらく週刊誌を見て適当に株を買って儲かった人は下がり始めた時には大損する可能性のほうが高いのではないでしょうか。
ではどうすれば良いのでしょうか。常日頃FXでテクニカル指標を見て売買をしている人にとっては株のほうが値動きが単純で簡単な様な気がします。株も同じように売買をすれば良いのです。
RSIなどのテクニカル指標で加熱感を示した後、サポートラインを割って下げ基調に転じたら信用売りで儲ける事を考えるか、それが出来ないのであれば最低限持っている株は全て売り切り(その時に損失がでていようが)、その後再び上げに転じるまで何もしない事が必要です。
つまり日頃FXでテクニカル指標やサポートライン、レジスタンスラインを意識して売買をしている人にとっては、同じ様に取引をすれば良い上に株のほうが値動きが単純な分、儲けを出しやすいと思います。
株式取引手数料には証券会社によって大きな差が。
100万円の約定 野村證券 ¥11,634 マネックス証券 ¥1,575 SBI証券 ¥693
以上の様に証券会社によって株式取引手数料は大きく異なります。
例えば月に100万円の株取引を10回したとすると、一ヶ月で野村證券であれば¥116,340かかりますが、SBI証券では¥6,930ですみます。これが1年であればその差は約130万円にものぼります。
野村證券で取引をしているユーザがSBI証券など手数料の低いネット証券に変えるだけで年間130万円の差が出るという事です。
ただし、何も手数料が安い証券会社がいいといっているわけでありません。ユーザによっては野村證券などの大手証券会社にも利点は多くある事でしょう。
野村證券など大手証券会社の利点
1)店舗の立地が良い。駐車場が完備されている。
2)対面でアドバイスが受けられる。
3)大手ならではの安心感がある。
私の個人的な意見で言うと、まず証券セールスマンのアドバイスなどに耳を傾けるべきでは無いと考えています。彼らはお客様からどうすれば沢山手数料が取れるかを常に考えて仕事をしているはずだからです。
また証券会社の勧める株は絶対に買わないほうが良いと思います。なぜならそれまでにその証券会社で仕込んでいた株を高値で売り抜ける為に顧客に勧める場合がほとんどだからです。証券会社のお勧め銘柄のレポートなども同じです。
ですからもし対面でのアドバイスを求めるのであれば「どの株が良い?」といった類の質問ではなく、自分である程度勉強した上で、”RSIなどのテクニカル指標で底値を指している銘柄”をリストアップしてもらうとか”出来高が増え始めた銘柄のリスト”を求めるなどのデータ提供をしてもらうなどのサービスを求めるべきでしょう。
何しろ高い手数料を払っているのですから遠慮せずにどんどん利用した方が良いと思います。
マネックス証券の利点
ネット証券の中では比較的手数料は高めだがサイト・ツールでの情報提供が充実している。
SBI証券の利点
注文用のツールが使いやすい。
自分で情報を集めて判断できる人にとっては手数料が非常に安い為、短期売買に向いている。
株を買うタイミングを知るには株価アルゴリズムを参考にしてみて下さい
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