早朝:シドニー市場
参加者が少ない為、大きな動きにはなりにくい。
午前:東京市場
公示レートが発表される9:55頃まで活発に動く。これを過ぎれば徐々に落ち着いてくる。
午後:ニューヨークでは夜中にあたる為、静かな値動き。15:00過ぎからヨーロッパ勢の参加
で一気に活気づく。
夜 :19:00頃から小休止。ニューヨーク市場がオープンする21:00頃から動きが本格化。
深夜:1:00〜2:00くらいになるとヨーロッパ勢も落ち着く。後はニューヨーク勢のポジション
調整の時間となり閑散としてくる。
市場参加者の国民性として、一般に日本人は、行き過ぎた動きがあるともう戻すだろうと考える傾向、つまり逆張りを好み、逆に欧米人は一度勢いがついたらしばらくその流れが持続するだろうと考える傾向、つまり順張りを好みます。
この為、15:00以降や21:00以降のヨーロッパ勢やニューヨーク勢の参加する時間帯は一時的なトレンドが発生しやすいのです。これらの時間帯での逆張りは成功率が落ちますので注意した方が良いでしょう。というより逆張りは止めたほうが良いと考えます。
外為オプションは前回の結果が次の結果に関係するゲームである。
ルーレットやサイコロは独立試行のゲームです。独立試行とは二つの試行が互いにその結果による影響を受けないものをさします。前回の結果と今回の結果は無関係であるということです。
例えばルーレットで黒が10回続いたとしても、次に黒が出る確率は1/2だという事です。
では、外為オプションはどうでしょう。価格が高くなっていくと徐々に売りたい人が多くなってきます。大きく動いた後は戻る確率が高くなってきます。つまり前回の結果が次の結果に影響するという事です。
そこでドル/円の陽線・陰線の連続する回数を調べてみました。1週間の10分足のデータです。なおユーロ/円もポンド/円もほぼ似通った数値になります。
1回:266 2回:135 3回:53 4回:29 5回:18 6回:9 7回:3 8回:1
1週間のデータしかないですが、以上の結果より考えられる戦略としては、単純に陽線・陰線が2回続いた後に逆に掛ける事です。135戦−135勝113敗です。1万円づつのエントリーであれば1週間で22万円のプラスになるという事です。20分で大きく動いた時やボリンジャー2シグマにかかる時、またはボリンジャーの中心線つまり移動平均線にかかる時などに限定すればもう少し勝率はアップすると思います。
ただ、外為オプションでは2回目の結果が出ると同時に次の10分がスタートする為、2回続きそうであれば結果が出る前にエントリーする必要があります。また逆張りになる為大きく動いた後や、ボリンジャーバンドの2シグマにかかるような時は完売で掛ける事ができない事も考えられます。それらを考慮しても負けはしないかなり有効な戦略であると思います。
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もし、その点も考慮しての勝率ならすいません。
ブログを見て頂いてありがとうございます。kazanさんのご指摘通りです。私の勘違いでした。早速記事の内容を修正させてもらいました。コメントを頂きありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。