a)レンジ相場とは
相場の上限と下限が決まった範囲で上げ下げを繰り返す相場のことを指します。
また、レンジ相場のことをボックス相場と呼ぶこともあります。
例えば、円/米ドルの為替相場が80円半ばから81円までの推移が数時間続いた場合などレートの上限と下 限がある程度の範囲になっています。
このような相場を『レンジ相場』又は『ボックス相場』といいます。
レンジ相場では通常のFX取引、FXバイナリーオプション取引ともに
b)トレンド相場とは
チャートで同じあたりをうねうねしている所と、一気に一方向に進んでいるところがあります。
この一方向に進んでいるのが トレンド相場と呼ばれています。
トレンド相場はレンジ相場で一定の範囲をうねうねと前後した後に、そのレンジを上か下かにブレイクして始まります。
一般に、レンジ相場だった時間が長いほどエネルギーを貯めて一気に動きだすことも多いのです。
レンジ相場においてはレンジの天井と床を見極めて逆張りでエントリーするのが普通ですが、トレンド相場 ではレンジをブレイクしたら順張りでエントリーするのが基本戦略となります。
一般的にFX初心者が大損するパターンにはこのトレンド相場に逆張りで、買い向かったり、売りに向かった りしてナンピンを重ねしまうことにあります。そして最後はハイレバになり一気にMC(マージンコール)になるパターンです。
FX初心者がやられるのはレンジ相場ではなくこのトレンド相場に向かってしまう時です。これは通常のFX取引に限らず、FXバイナリーオプション取引でも同じです。
それであれば、レンジ相場が終わってトレンド相場に突入したら 逆張りしている含み損ポジションをすぐに 切ることが必要です。そして出来ればドテンして、順張りのポジションを新たに持つ(FXバイナリーオプション取引ならばトレンド方向へエントリー)と良いです。
長期間に渡ってチャートを眺めているとわかりますが、FXでは一方的にチャートが進んでいるところがあり ます。一度ついた勢いはそう簡単に終わらないのです。
しかも、多くの場合、外為市場はマーケット参加者が思っている以上に行きすぎてしまうといういわゆるオーバーシュートしてしまうのです。貴方だけでなく市場参加者の損切りがある程度終わるまでトレンドは続きます。
このトレンド相場の大事な見極め方ですが、基本的にはレンジ相場をブレイクしたらトレンド相場が始まっ たと警戒する必要があります。例えばボリンジャーバンド2シグマ線を超えても反転しない場合など。
非常に単純ではありますが テクニカル分析の基礎であるトレンドラインを引くのもトレンド相場を見極める には非常に有効な方法です。
とにかくFX初心者の場合はなによりトレンド相場に売り向かって損をしないことから始めることが大事です。いつかは反転するのですが、それがいつかを自分の判断や値頃感などでそろそろかなと、自分勝手にエントリーしないことが非常に大切になってきます。はっきりと反転を確認してからでも十分間に合うのではないでしょうか。
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